環境

ENVIRONMENT

正興グループは、気候変動を含む環境問題への対応を重要な経営課題の一つとして認識し、「脱炭素社会の実現」を中期経営計画 SEIKO IC2026 の重点方針として掲げております。
環境活動への取り組みについては、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を運用し、環境負荷低減を組織的に推進しております。事業活動が地球環境に与える影響を的確に捉え、製品・サービスのライフサイクルを通して、環境保全と汚染の予防に努めてまいります。また、事業活動の全域で環境保全に取り組み、地域社会と地球環境に貢献してまいります。

◆重点目標

  • ①エネルギー使用量の削減と再生可能エネルギーの導入(再エネ由来電力化)
  • ②廃棄物等発生量の削減と再資源化の推進
  • ③有害物質の削減推進
  • ④環境配慮製品の設計・開発・販売
  • ⑤生産性向上や製品品質の向上による環境負荷の抑制

カーボンニュートラル実現への取り組みにつきましては、温室効果ガス(GHG)排出量の削減を目指し、グループ横断的プロジェクトを設置し活動を推進しております。具体的な施策としましては、古賀事業所を様々なソリューションの開発拠点として位置付け、2021年には、「創エネ」「蓄エネ」でNetZEB※を実現するエンジニアリング棟(Eサイト)を建設、また、当社独自の蓄電システムを活用したエネルギーマネジメントシステムにより、エネルギー使用量削減に取り組むとともに、再エネ由来電力化を進めております。
2050年のカーボンニュートラルに向け、自社の操業により排出される温室効果ガス排出量削減と製品・ソリューションの提供など事業を通じた社会課題の解決により、脱炭素社会の実現を目指してまいります。

  • ※NetZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、省エネと創エネにより、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物を指します。

指標および目標

正興グループは、温室効果ガス(GHG)排出量Scope1、Scope2について、実績の集約と毎月のモニタリングを行いながら、2050年度のカーボンニュートラル達成に向けた温室効果ガス(GHG)排出量抑制目標を下記の通り設定し取り組んでまいります。

<目標>

区 分 目標年度
2030年度 2050年度
温室効果ガス
排出量 (scope1,2)
当社および国内グループ会社の事業所内で使用する電力を実質100%再エネ由来電力化することで、国内GHG排出量を2020年度比で約80%削減 カーボンニュートラル

環境マネジメントシステム(EMS):ISO14001

登録証番号 JQA-EM7262
認証機関 一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)
JQAーEM7262

正興グループは2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国⺠・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするための新しい国⺠運動「デコ活」に賛同し、事業活動の全域で環境保全に取り組み、地域社会と地球環境に貢献してまいります

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